2019年1月24日木曜日

Fire tv stick 4Kで番組を視聴してみました

先日AmazonのテクニカルでトリッキーなUIの決算画面によって、Amazonプライムの3ヶ月の無料トライアルのボタンをクリックしてしまいましたので折角なのでFire tv stick 4Kを購入してみました。数ヶ月前、nifty wimaxを更新してルーターを交換したのでその性能をみてみたかったというのもありました(以下内容が重くなります)。
初めて視聴した番組は「プロジェクトX 挑戦者たち 執念の逆転劇 友の死を越えて 青函トンネル・24年の大工事」でした。なぜ「プロジェクトX 挑戦者たち 執念の逆転劇 友の死を越えて 青函トンネル・24年の大工事」を視聴したかというとiPhoneアプリKindleで「プロジェクトX 挑戦者たち 執念の逆転劇 友の死を越えて 青函トンネル・24年の大工事」という書籍を購入していたからです。なぜKindleで「プロジェクトX 挑戦者たち 執念の逆転劇 友の死を越えて 青函トンネル・24年の大工事」を購入したかというと中学三年生の長女の社会の授業で先生が3大バカ建築のひとつとして青函トンネルを取り上げ爆笑を誘い授業は盛り上がったという話を娘から聞いたからです。一建築士として建設作業に携わる者として引っかかるものがありましたので青函トンネルに関する番組でもみてみようと思った次第です。

パイロットトンネル(本トンネルの前に先行して掘削する細いトンネル)工事にリーダーとして携わった大谷さんは30代半ばだった当時、日本屈指のトンネル屋に属していたそうで、チームは9年かけてパイロットトンネルを貫通させたそうです。9年間の間に部下同僚を5人亡くしてしまったそうで、現場で多くの仲間の命を失う悲しみは想像を絶します。当然、旦那さんを失った奥さんや娘さんも存在し番組内で触れられていました。24年間の全行程で亡くなった方は34名だそうです。

何故このトンネルが必要だったかという説明も壮絶でした。船の墓場と言われた海峡で事故や天候で物資が滞ったり、北海道の平均所得の格差を是正する必要などから海底トンネル建設は望まれていたそうですが、大きな機運となってのが1954年の台風15号の被害の甚大さでした。洞爺丸など5隻の船が巻き込まれ1430名の方々の命が奪われたそうです。何気なく使っているインフラには先人の努力と苦労があったことを改めて確認出来ました。

※ちなみにトンネルは建築物ではないです。建築物とは建築基準法(用語の定義)第2条1項によると「土地に定着する工作物のうち、屋根及び柱若しくは壁をゆうするもの、これに付属する門若しくは塀、観覧のための工作物又は地下若しくは高架の工作物内に設ける事務所、店舗、興行場、倉庫その他これらに類する施設をいい、建築設備を含むものをする。」とあります。土木の専門ではないのですが土木構造物と呼ぶみたいです。

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