2019年1月14日月曜日

6種類の近代建築

近代建築、Modern Architectureという若干の畏怖と憧れを感じてしまうこの言葉には、かなりの多くの意味を持っているのではないかと思いますので取り上げてみたいと思います。
(1)19世紀以降の建築。
これは建築大辞典にありましたが産業革命以降の社会構造の変革と連動していると思われます。
(2)20世紀初頭から、1970年頃のポストモダニズム出現までの国際的な流れの中の建築。
近代建築終焉のきっかけはロバートベンチューリ「建築の多様性と対立性」1966年出版あたりか。
(3)近代建築の5原則が発表された1920年代前後2,30年間の建築。
(4)近代建築の五原則や工業化が始まってからの建築。
歴史的にみればいまだ近代建築真っ最中という考え。
(5)戦前に建てられた西洋的な建築物。
戦後のものは現代建築という括り(主に日本)。
(6)なんとなく近代建築をイメージで使い、定義は特にない場合。
「古代マヤ遺跡には近代建築にも通じる合理性と造形美を感じる」など。

(1)から(6)までを想定していれば大丈夫な気がします。

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